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大原麗子さん 波乱万丈の人生がドラマ化

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2009年8月に亡くなった女優の大原麗子さん(享年62歳)の波乱万丈の人生が初めてドラマ化されることが分かりました。
ギラン・バレー症候群など病魔に苦しめられた大原さんが都内の自宅で孤独死を迎えてから3日でちょうど3年。
昨年、出版された「大原麗子・炎のように」(前田忠明著・青志社刊)を基に、整形手術の失敗、妊娠中絶、2度の離婚の真実などが明らかに。
テレビ東京系で今秋放送される予定です。

圧倒的な存在感を見せたNHK大河ドラマ「春日局」(89年放送)、甘い声でささやく「すこし愛して、ながく愛して。」の名フレーズが話題になったサントリーのCMなどで人気を博した国民的女優・大原さん。

【大原麗子さん サントリーCM動画集】
今なら檀れいさんでしょうか。かわいらしい。
そしてこの声、いいですねえ。>>>http://www.youtube.com/watch?v=f2MsT_KHJ0M

ドラマ化を誰よりも望んでいたのは、じつは大原さん本人だったそうです。
作品を監修する弟の政光さん(63)は
「激動の生涯をドラマ化することは、姉の遺言ともいえる希望でした。
それが、やっと果たせることで、心残りなく成仏できるでしょう。」

原作は昨年、三回忌に合わせて出版された芸能ジャーナリスト・前田忠明氏(71)の著書。
そこには華々しい女優人生だけでなく、俳優・渡瀬恒彦さん(68)、歌手・森進一さん(64)との離婚、整形手術の失敗、森さんの子を中絶したこと、ギラン・バレー症候群だけでなく乳がんも患っていたことなど、衝撃の真実がいくつも書かれていました。
著書が出版されると、テレビ局、制作プロダクションなど8社からドラマ化の依頼が殺到したそうです。

これまで田中絹代さん(享年67歳)、夏目雅子さん(享年27歳)ら女優の人生がドラマ化されていますが、死後わずか3年は極めて異例のようです。
そのため、親交のあった人々が現在も第一線で活躍する大御所ばかりなわけです。

大原さん役など配役は現在調整中で、9月上旬から撮影予定。
渡瀬さん、森進一さん、浅丘ルリ子さん(72)、森光子さん(92)らを誰が演じるのか注目が集まります。

テレビで見る大原さんは魅力的でしたが、私生活では波乱含みで、性格は超弩級のわがままであったと聞いております。
晩年のご出演ドラマでは、大原さんの顔にだけボカシとも霞ともいえるシャがかかっていたのが印象的です。

「風とともに去りぬ」さながらの物語は、ちょっと楽しみです。

【大原麗子さんプロフィール】
おおはられいこ。 1946年11月13日、東京都生まれ。
1964年にNHKの新人オーディションに合格し、ドラマ「幸福試験」でデビュー。
65年の「孤独の賭け」で映画デビュー。
89年のNHK大河ドラマ「春日局」に主演。
サントリーレッドのCMでも人気。
73年に俳優の渡瀬恒彦さんと結婚し、79年に離婚。
歌手の森進一と80年に再婚し、84年に離婚。
2009年8月3日に自宅で死去。享年62歳。




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