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三浦しをん 【動画】 舟を編む [生活と文化]



10日 「本屋大賞」に三浦しをんさんの「舟を編む」

全国の書店の方が一番売りたい本を選ぶ「2012年本屋大賞」が、「三浦しをん」さんの「舟を編む」(光文社)に決まり、発表されました。

三浦しをんさん?
この人です。「神奈川新聞第41回文芸コンクール授賞式」での講評の動画(神奈川新聞社提供)
>>> http://www.youtube.com/watch?v=MdUZ3eAVgfg(25秒頃~)

中学時代以来、ずっと「辞書」を愛用しているという三浦しをんさんは、背表紙が取れても捨てられないものもあるとか。
「辞書という、この身近な書物をどうやって作っているのか?」
そんな疑問から辞書の製造現場に興味を持ち、めくりやすいよう用紙の「ぬめり感」まで気を使う現実の編集者らも取材して小説にしました。

ストーリーは、変人扱いされていた出版社社員が言葉の感性と情熱で辞書編纂の中心になってゆくというもの。
「言葉が希望を生み出せるならと考えながら書いた。改訂を続ける、終わりのない書物のロマンも感じます。」

23歳でのデビュー以来、「駅伝選手」「林業」など、一つのことに魅了される人を描くことが多いのは、
「不器用でもすごく熱心な人が好きだから。」
今回の受賞に関しては、
「読者とじかに接する方々の応援がうれしい。電子書籍が話題になる時代だけれど、紙の本への愛着が一際強い本屋さんの心情に合ったのかな。」

6年前、29歳の若さで直木賞を受賞した著者。
なんと両冠を得た作家は初めてだそうです。

少女漫画やボーイズラブ作品に詳しい、好きな行為は妄想、など腐女子的要素もふんだんの三浦さんですが、
2004年(平成16年)から雑誌『Cobalt』にてCobalt短編小説賞の選考委員、2008年(平成20年)から太宰治賞の選考委員、2009年(平成21年)から手塚治虫文化賞の選考委員、2012年(平成24年)からR-18文学賞の選考委員など、新文学の要所を務めていらっしゃいます。

またの作品がたのしみですね。

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